英賀郷(読み)あがごう

日本歴史地名大系 「英賀郷」の解説

英賀郷
あがごう

和名抄」所載の郷。高山寺本・東急本の訓はともに「安加」。「播磨国風土記」に英賀里があり、伊和大神の子の阿賀比古・阿賀比売が鎮座したことにちなんで名付けられたという。この二神は「三代実録」元慶五年(八八一)五月五日条に播磨国正六位上英賀彦神・英賀姫神とみえ、従五位下を授けられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android