英賀神社(読み)あがじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「英賀神社」の意味・読み・例文・類語

あが‐じんじゃ【英賀神社】

  1. 兵庫県姫路市飾磨区英賀宮町にある神社。旧県社。主祭神は、英賀彦神、英賀姫神。「播磨風土記」にみえる古社

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「英賀神社」の解説

英賀神社
あがじんじや

[現在地名]姫路市飾磨区英賀宮町二丁目

夢前ゆめさき川下流左岸近くに鎮座する。祭神は菅原道真・英賀彦神・英賀姫神・応神天皇・天児屋根命。旧県社。由緒は古く、「播磨国風土記」餝磨しかま郡英賀里の条に「英賀と称ふは、伊和の大神のみ子、阿賀比古・阿賀比売二はしらの神、此処に在す。故、神のみ名に因りて、里の名と為す」と地名伝承とともに記される。「三代実録」元慶五年(八八一)五月五日条に「播磨国正六位上英賀彦神、英賀姫神並授従五位下」とあり、早くから地元の祖神として祀られていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android