茂利村(読み)しげりむら

日本歴史地名大系 「茂利村」の解説

茂利村
しげりむら

[現在地名]中町茂利

安坂あさか村の北西杉原すぎはら川中流域西岸に位置する。西に山が迫り、山越しに野間谷のまだに(現八千代町)に通じる。慶長国絵図に「しけり村」と記載される。正保郷帳では田方二九四石余・畑方一五石余、山役・鉄砲役があり、幕府領。旧高旧領取調帳でも同領。天明九年(一七八九)の村明細帳(茂利区有文書)では家数四四・人数一六七。宝暦年間(一七五一―六四)から文化六年(一八〇九)までの潰百姓二九人・高一六七石余に上り、残る百姓は二七人・高一六二石余となったとして米七五石を五〇年賦で拝借することを願出ている(文化六年「願書」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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