茂原浦(読み)もばらうら

日本歴史地名大系 「茂原浦」の解説

茂原浦
もばらうら

[現在地名]越前町茂原

越前海岸南部、くりや浦の南にある。集落は海岸段丘崖下に並ぶ。天正一二年(一五八四)七月六日付栗屋内毛原浦縄打目録(青木家文書)には「毛原」と記され、田方一八石余・一町二反余、畠方八石余・四町八反余。慶長九年(一六〇四)一一月四日付厨山山手米の覚(青木家文書)には茂原浦と記す。正保郷帳では厨浦と並記して石高が記され、元禄郷帳で「厨浦枝郷」として分離

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領 塩田

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android