20世紀日本人名事典 「茂木保平」の解説 茂木 保平(2代目)モギ ヤスヘイ 明治期の実業家 生年明治5年6月25日(1872年) 没年大正1(1912)年10月29日 出生地愛知県名古屋 旧姓(旧名)滝 経歴名古屋の豪商滝定助の次男で、横浜屈指の生糸貿易商である茂木商店主初代茂木惣兵衛(のち保平)の次女栄と結婚し、のち2代目保平を襲名。初代惣兵衛の跡を継いだ2代目惣兵衛が病弱であったため、代わって茂木商店の業務を取り仕切った。明治29年茂木商店を合名会社化し、次いで合名会社茂木銀行を創立。また野沢屋輸出店を設立して海外貿易にも乗り出すなど、茂木家の業務拡大に力を尽くしたが、大正元年40歳で急死した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茂木保平」の解説 茂木保平 もぎ-やすへい 1872-1912 明治時代の実業家。明治5年6月25日生まれ。名古屋の豪商滝定助の次男。生糸貿易商初代茂木惣兵衛の次女の婿となり,2代保平を名のる。病弱の2代惣兵衛にかわって店務をみた。明治29年茂木商店を合名会社に改組,茂木銀行,野沢屋輸出店を設立して絹製品の輸出をすすめた。大正元年10月29日死去。41歳。幼名は泰次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by