茅負い(読み)かやおい

精選版 日本国語大辞典 「茅負い」の意味・読み・例文・類語

かや‐おい‥おひ【茅負・萱負】

  1. 〘 名詞 〙 社寺建築軒先で、ひえん垂木の先に渡された横材。茅をうけるところからいう。かよい。
    1. [初出の実例]「萱負十三支 長二丈 八九寸 三寸」(出典:書陵部所蔵壬生文書‐治承三年(1179)六月日・東寺損色検注帳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android