茅負い(読み)かやおい

精選版 日本国語大辞典 「茅負い」の意味・読み・例文・類語

かや‐おい‥おひ【茅負・萱負】

  1. 〘 名詞 〙 社寺建築軒先で、ひえん垂木の先に渡された横材。茅をうけるところからいう。かよい。
    1. [初出の実例]「萱負十三支 長二丈 八九寸 三寸」(出典:書陵部所蔵壬生文書‐治承三年(1179)六月日・東寺損色検注帳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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