日本歴史地名大系 「茶ノ木原町」の解説 茶ノ木原町ちやのきばらちよう 福井県:武生市府中町茶ノ木原町[現在地名]武生市京(きよう)町二丁目善光寺(ぜんこうじ)町の西を北に折れた通りで、茶畑があったための町名か。寛永二年(一六二五)の浅井永記録に町名がみえ、家数一二とあり(南条郡誌)、安永三年(一七七四)の前田家文書では四九軒(武生市史)。北西部に曹洞宗日庭(につてい)寺、その南に真宗大谷派浄秀(じようしゆう)寺がある。日庭寺は府中金剛(こんごう)院末で、元亀元年(一五七〇)金剛院七世太盛俊最の開創。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報