茶内原野(読み)ちやないげんや

日本歴史地名大系 「茶内原野」の解説

茶内原野
ちやないげんや

浜中町西部、風蓮ふうれん川上流の支流ノコベリベツ川などの流域の標高六〇メートル前後の台地上にある。前近代にはアッケシ場所のうちのノコベリベツとよばれた地を含む一帯で、明治初年以降境は不分明ながら仮に琵琶瀬びわせ村のうちとされていた(状況報文)。明治初年、厚岸あつけし郡を割当てられていた肥前佐賀藩の招募した農工民の一部が移住したが、明治六年(一八七三)頃には四散し、無人の地となっていた(「事業報告」第二編)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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