草のはつか(読み)くさのはつか

精選版 日本国語大辞典 「草のはつか」の意味・読み・例文・類語

くさ【草】 の はつか

(「はつか」は「ちらりと」の意。「草の葉」にかけていう) ほんのちょっと。
古今(905‐914)恋一・四七八「春日野雪間をわけておひいでくる草のはつかに見えし君はも〈壬生忠岑〉」

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