草の枕(読み)クサノマクラ

デジタル大辞泉 「草の枕」の意味・読み・例文・類語

くさ‐の‐まくら【草の枕】

草枕くさまくら」に同じ。
「夜を寒み置く初霜を払ひつつ―にあまたたび寝ぬ」〈古今羇旅

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精選版 日本国語大辞典 「草の枕」の意味・読み・例文・類語

くさ【草】 の 枕(まくら)

  1. くさまくら(草枕)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「甲斐の国へまかりける時にみちにてよめる 夜を寒み置くはつ霜をはらひつつ草の枕にあまたたびねぬ〈凡河内躬恒〉」(出典:古今和歌集(905‐914)羇旅・四一六)

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