草分け衣(読み)クサワケゴロモ

デジタル大辞泉 「草分け衣」の意味・読み・例文・類語

くさわけ‐ごろも【草分け衣】

草深い所を分けて行くときに着る着物。また、旅衣
狩人の―ほしもあへず秋のさが野のよもの白露」〈玉葉秋上

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精選版 日本国語大辞典 「草分け衣」の意味・読み・例文・類語

くさわけ‐ごろも【草分衣】

  1. 〘 名詞 〙 道のない野の深い草を分けて行くとき着る衣。また、旅ごろも。
    1. [初出の実例]「狩人の草分衣ほしもあへず秋の嵯峨野の四方の白露〈順徳院〉」(出典:玉葉和歌集(1312)秋上・五三九)

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