草切る(読み)くさぎる

精選版 日本国語大辞典 「草切る」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぎ・る【草切・耘】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 古くは「くさきる」 ) 田畑雑草を除き去る。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「又、鳥飛きたって田の草をくさぎり、かうさくのたすけをなしたるなり」(出典:御伽草子・二十四孝(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android