草木ダム(読み)くさきダム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「草木ダム」の意味・わかりやすい解説

草木ダム
くさきダム

群馬県東部,渡良瀬川上流にあるダム。重力式コンクリートダム (→重力ダム ) で,高さ 140m,長さ 405m,有効貯水量約 5000万m3。利根川総合開発事業の一環として,1977年水資源開発公団により完成した。洪水調節,灌漑用水,都市用水,発電 (最大出力約6万 kW) などに利用されている。

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デジタル大辞泉プラス 「草木ダム」の解説

草木ダム

群馬県みどり市の利根川水系渡良瀬川に位置する多目的ダム。1977年竣工の重力式コンクリートダムで、総貯水量は60,500,000立方メートル。計画段階の名称は「神戸(ごうと)ダム」。ダム湖は2005年にダム湖百選に選定されている。

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世界大百科事典(旧版)内の草木ダムの言及

【東[村]】より

…荻平,花輪では大正期からマンガン鉱が採掘されていた。1976年に渡良瀬川に草木ダム(草木湖)が完成し,草木集落は水没,移転し,足尾線(現在は,わたらせ渓谷鉄道)が付け替えられた。これとともに国道122号線が整備され,草木湖周辺での観光開発が進んだ。…

※「草木ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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