草生津川(読み)くそうづがわ

日本歴史地名大系 「草生津川」の解説

草生津川
くそうづがわ

秋田平野東部の天徳寺てんとくじ丘陵の水と外旭川笹岡潟そとあさひかわささおかがたの水を集め、さらに下新城笠岡しもしんじようかさおかで新城川からの分水を合わせ、南流して八橋やばせ雄物川に注ぐ。全長約二〇キロ。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には新城川からの分水の様子がみられ、正保年間までには流路にあたる飯島いいじま八柳やつやなぎ神田かんだ寺内てらうち・八橋諸村の用水路であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android