草生津川(読み)くそうづがわ

日本歴史地名大系 「草生津川」の解説

草生津川
くそうづがわ

秋田平野東部の天徳寺てんとくじ丘陵の水と外旭川笹岡潟そとあさひかわささおかがたの水を集め、さらに下新城笠岡しもしんじようかさおかで新城川からの分水を合わせ、南流して八橋やばせ雄物川に注ぐ。全長約二〇キロ。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には新城川からの分水の様子がみられ、正保年間までには流路にあたる飯島いいじま八柳やつやなぎ神田かんだ寺内てらうち・八橋諸村の用水路であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android