草結ぶ(読み)クサムスブ

デジタル大辞泉 「草結ぶ」の意味・読み・例文・類語

くさむす・ぶ

草と草を結び合わせ、そこに霊魂をこめて、互いの心が永久に離れないように祈ったり、旅の安全・幸運などを願ったりする。
いもかど行き過ぎかねて―・ぶ風吹き解くなまたかへりみむ」〈・三〇五六〉
《草をたばねて枕にする意から》旅で野宿する。旅寝する。
近江の海湊は八十やそちいづくにか君が船て―・びけむ」〈・一一六九〉
草を結んで、旅の道中道しるべにする。
朝立ちて別れし人は今もかもひな荒野に―・ぶらん」〈夫木・三六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ソチ 船泊 八十

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む