草苞に国傾く(読み)くさづとにくにかたむく

精選版 日本国語大辞典 「草苞に国傾く」の意味・読み・例文・類語

くさづと【草苞】 に 国(くに)(かたむ・かたぶ)

賄賂がはなはだしく横行すると国が滅びる。
※玉塵抄(1563)四四苞苴(しょ)の礼と云ことあり。ここらに草づとに国かたむくと云ことぞ」 〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「草苞に国傾く」の解説

草苞に国傾く

わいが横行すると、国が滅びる。

[解説] 「草苞」は、草で包んだ土産物の意で、賄賂・進物をさす。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android