草苞に国傾く(読み)くさづとにくにかたむく

精選版 日本国語大辞典 「草苞に国傾く」の意味・読み・例文・類語

くさづと【草苞】 に 国(くに)(かたむ・かたぶ)

  1. 賄賂がはなはだしく横行すると国が滅びる。
    1. [初出の実例]「苞苴(しょ)の礼と云ことあり。ここらに草づとに国かたむくと云ことぞ」(出典:玉塵抄(1563)四四)
    2. [その他の文献]〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「草苞に国傾く」の解説

草苞に国傾く

わいが横行すると、国が滅びる。

[解説] 「草苞」は、草で包んだ土産物の意で、賄賂・進物をさす。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android