草茎(読み)くさぐき

精選版 日本国語大辞典 「草茎」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぐき【草茎】

〘名〙
① 草のくき
※類従本兼輔集(933頃)「みまくさのためとおぼゆる草茎のむぎとや人の今はかるらん」
② (「百舌(もず)の草茎②」の略) モズが、虫や蛙などを捕えて、餌にするために、木の枝などにさしておいたもの。《季・秋》
草根集(1473頃)一三「草くきにもずのき鳴て尾をさすもをしふる宿ぞある心ちする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android