荒ごなし(読み)あらごなし

精選版 日本国語大辞典 「荒ごなし」の意味・読み・例文・類語

あら‐ごなし【荒ごなし・粗ごなし】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物を細かくする時、まずあらくくだいておくこと。彫刻をする時、のみで大体の形をほり出しておくことなど。
    1. [初出の実例]「薪はあらこなしぞ」(出典:両足院本毛詩抄(1535頃)一一)
  3. 仕事に本格的に取りかかる前に、ざっと手を加えておくこと。
    1. [初出の実例]「あらこなしなどに達者なるを百廿人記し付」(出典:太閤記(1625)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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