荒川芳丸(読み)アラカワ ヨシマル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「荒川芳丸」の解説

荒川 芳丸
アラカワ ヨシマル


職業
漫才

経歴
江州音頭から出発した玉子屋円辰系譜を引く荒川浅丸の門下で、荒川芳丸一座を率いた。紋付き姿で鼓を鳴らしながら浪曲数え歌を歌う古風な漫才師ながら、弟子であった荒川芳博・芳坊(のちの夢路いとし・喜味こいし)には自分の芸風とは違うエンタツ・アチャコ風の漫才に進むように指導した。生年は不詳ながら、昭和15年に56歳で死去したという。

没年月日
昭和15年 (?) (1940年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android