荒御魂(読み)アラミタマ

デジタル大辞泉 「荒御魂」の意味・読み・例文・類語

あら‐みたま【荒魂】

荒々しく勇猛な神霊。⇔和御魂にきみたま
「―をおきて軍の先鋒さきになし」〈北野本神功紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荒御魂」の意味・読み・例文・類語

あら‐みたま【荒御魂】

  1. 〘 名詞 〙 荒々しく勇武な神霊。神霊の勇猛な側面をいう。⇔和御魂(にきみたま)
    1. [初出の実例]「即ち墨江大神の荒御魂(あらみたま)を以ちて、国守神と為(し)て祭り鎮めて」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android