荒木石(読み)あらきせき

最新 地学事典 「荒木石」の解説

あらきせき
荒木石

arakiite

化学組成(Zn, Mn2+)(Mn2+, Mg)12(Fe3+, Al)2(As5+O4)2(As3+O3)(OH)23の鉱物。単斜晶系,空間群Cc,格子定数a1.4236nm, b0.8206, c2.4225, β93.52°,単位格子中4分子含む。葉片状結晶の集合体。土状光沢,劈開{001}完全。硬度3〜4。計算密度3.41ɡ・cm−3。赤褐〜橙褐色,条痕淡褐色。二軸性負,屈折率α1.723, β1.744, γ1.750,2V=40〜44°。スウェーデンのLångbanマンガン鉱床で発見され,赤鉄鉱・方解石などに伴う。シカゴ大学で,リン・ヒ素系鉱物の構造解析を多くおこなった京都出身の荒木孝治(1925〜2004)にちなんで命名(IMA1998-062)。参考文献:Roberts et al.(2000) Mineral. Record, Vol.31:253

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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