荒炭(読み)あらすみ

精選版 日本国語大辞典 「荒炭」の意味・読み・例文・類語

あら‐すみ【荒炭】

〘名〙 堅炭の古い言い方か(和訓栞)。
正倉院文書‐天平宝字六年(762)四月二日・東大寺鋳鏡用度注文「荒炭十二斛 和炭六斛」
霊異記(810‐824)中「強ひて位する者は、銅(あかがね)(アラスミ)の上に鉄丸を居(お)きて呑み〈国会図書館本訓釈 炭 アラスミ〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android