デジタル大辞泉 「荒荒」の意味・読み・例文・類語 あら‐あら【荒荒】 [副]《形容詞「あら(荒)し」の語幹を重ねた形》荒々しく振る舞うさま。乱暴なさま。「―と申して追っ帰して候」〈謡・春栄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「荒荒」の意味・読み・例文・類語 あら‐あら【荒荒】 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いられる ) 荒々しいさま、乱暴なさま、粗雑なさまを表わす語。[初出の実例]「猶雪の如くなる御足に、荒々(アラアラ)としたる鞋(わらぢ)を召されて」(出典:太平記(14C後)三九)「舞納めたる袖は冷しあらあらと芝居に風の吹付て〈利清〉」(出典:俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)利清) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例