荷船村(読み)にぶねむら

日本歴史地名大系 「荷船村」の解説

荷船村
にぶねむら

[現在地名]豊玉町大綱おおつな 荷船

大綱村南西にある同村枝郷。「津島紀略」では仁夫禰と訓じる。寛文元年(一六六一)検地帳では大綱村のうちであるが、貞享三年(一六八六)の神社誌および元禄一三年(一七〇〇)対馬国郡絵図では荷船村とある。元禄一六年の対州郷村帳では大綱村内で扱われ、肝入が置かれ、禅宗養命ようめい軒があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android