荻野三七彦(読み)オギノ ミナヒコ

20世紀日本人名事典 「荻野三七彦」の解説

荻野 三七彦
オギノ ミナヒコ

昭和期の日本史学者 早稲田大学名誉教授



生年
明治37(1904)年3月18日

没年
平成4(1992)年8月12日

出生地
東京市本郷区(現・東京都文京区)

学歴〔年〕
早稲田大学文学部史学科〔昭和4年〕卒

学位〔年〕
文学博士(早稲田大学)〔昭和23年〕「聖徳太子伝古今目録抄の基礎的研究」

主な受賞名〔年〕
毎日学術奨励金〔昭和40年〕

経歴
昭和10年早稲田大学文学部講師、17年助教授、21年教授。27年教務部長、43年早稲田大学理事、45年図書館長を歴任し、49年定年退職、名誉教授。古文書学を確立し、41年日本古文書学会の設立尽力著書に「日本中世古文書の研究」「印章」「日本古文書学と中世文化史」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android