デジタル大辞泉 「莫逆」の意味・読み・例文・類語 ばく‐げき【×莫▽逆】 《「荘子」大宗師から。心に逆らうこと莫なしの意》非常に親しい間柄。ばくぎゃく。「莫逆の交わり」 ばく‐ぎゃく【×莫逆】 ⇒ばくげき(莫逆) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「莫逆」の意味・読み・例文・類語 ばく‐げき【莫逆】 〘 名詞 〙 ( 心に逆らうことがないの意から ) きわめて親密な間柄のこと。また、その友。ばくぎゃく。[初出の実例]「昔龍山和尚以二源翁一命レ号。江湖莫逆以二伽陁一頌レ徳」(出典:済北集(1346頃か)八・源翁軸序)[その他の文献]〔荘子‐大宗師〕 ばく‐ぎゃく【莫逆】 〘 名詞 〙 =ばくげき(莫逆)[初出の実例]「兄弟莫逆(バクギャク)にて、親しみふかく孝順なる」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例