菊地多兵衛(読み)きくち たへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊地多兵衛」の解説

菊地多兵衛 きくち-たへえ

?-? 江戸時代後期の一揆指導者。
陸奥(むつ)伊具郡(宮城県)丸森村農民。文政6年(1823)仙台藩領の丸森村の農民が夫役(ぶやく)など特別付加税の減免村役人の不正を代官所に出訴したおり,運動の中心となった。訴願は偽りとしてしりぞけられ,捕らえられて牢死した。字(あざな)は尚久。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android