観賞石・珍石の類。宮城県白石市に産する白亜紀の球状閃緑岩で,直径数cm~20cmの同心円状模様が菊紋に見える。1923年,国の天然記念物に指定。また,徳島県勝浦郡ではトリゴニア(三角貝)の化石を含む砂岩を菊面石という。
執筆者:小林 巌雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…鎌先に近い弥次郎(やじろう)集落はこけしの産で名高い。小原にある柱状節理をもつ材木岩やヒダリマキガヤ,コツブガヤ,ヨコグラノキ,市域東部にある球状セン緑岩(菊面石)は天然記念物に指定されている。南部の斉川は近世には宿場町であり,疳(かん)の薬の孫太郎虫の産地として知られる。…
…菊面石類ともよばれる。アンモナイト類の中で三畳紀に著しい適応放散を示し,多種多様の分化発達をなしたセラタイト目Ceratitidaのこと。…
※「菊面石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...