菌根菌(読み)キンコンキン

デジタル大辞泉 「菌根菌」の意味・読み・例文・類語

きんこん‐きん【菌根菌】

植物の根と菌との共生体である菌根を作る菌。糸状菌の一。植物から光合成による産物をもらう一方、水や土中栄養物吸収を助ける。この菌の子実体キノコ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の菌根菌の言及

【菌類】より

…後者は落葉,落枝の分解に関与するもので,落葉生菌類と称され,多様のものが含まれる。植物の根と共生関係にあるものは菌根菌(マツタケなど)と称される。動物の糞(ふん)には特有な糞生菌類と称される菌群があり,ほとんど全亜門の菌類にわたるものが生ずる。…

※「菌根菌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android