デジタル大辞泉
「菌血症」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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菌血症
きんけつしょう
bacteremia
臓器あるいは組織のどこかに細菌感染巣があって,絶えずあるいは断続的に,その病巣から細菌が血液中に流出している状態をいう。生体の防御力が弱いか,細菌の毒力が強いか,あるいはその両者が併存する場合には,原病巣と別の部位に新しい病巣をつくって敗血症に進展する。菌血症を証明するには血液培養を行うが,菌血症と敗血症の厳密な区別は困難な場合が少くない。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の菌血症の言及
【敗血症】より
…細菌などが血液中に侵入して起こる全身感染症をいい,菌血症bacteremiaとほぼ同義に扱われる。まれに火傷や外傷などによる原発的感染(一次感染)もあるが,多くはすでに体内にある感染巣から病原微生物が血液中に流出することによって起こる。…
※「菌血症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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