菌類遷移(読み)きんるいせんい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「菌類遷移」の意味・わかりやすい解説

菌類遷移
きんるいせんい

生物体とその生産物は菌類によって分解され、無機物に還元されるが、菌類は利用有機物と酵素特性があるので、複雑な有機体の分解は多くの菌類が分担して行う。こうして落葉などでは菌類の遷移がみられ、老化組織では弱寄生菌が優占しているが、死組織となると、まず糖類を利用する地上生の一次腐生菌がとってかわり、次にセルロース分解菌と産物利用菌、リグニン分解菌と産物利用菌が続く。

[寺川博典]

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