菓子杜氏(読み)カシトウジ

デジタル大辞泉 「菓子杜氏」の意味・読み・例文・類語

かし‐とうじ〔クワシ‐〕【菓子×杜氏】

《酒造りの職人杜氏とうじというところから》菓子を作る職人。
船橋(=江戸ノ菓子店ノ名)を渡って来たと―」〈柳多留・九二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菓子杜氏」の意味・読み・例文・類語

かし‐とうじクヮシ‥【菓子杜氏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 酒を造る職人を「杜氏」というところから ) 菓子を作る職人。
    1. [初出の実例]「三月三日鶏が人 宮寺に花を咲せる菓子杜氏〈和推〉」(出典:俳諧・江戸筏(1716)地)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android