菜ノ川村(読み)なのかわむら

日本歴史地名大系 「菜ノ川村」の解説

菜ノ川村
なのかわむら

[現在地名]吾川村本村ほんむら田村たむら

池川いけがわ川の西岸沿いに位置し、東は同川を隔てて大崎おおさき村、北は池川村(現池川町)。菜川村(享和三年仮名付帳)・菜野川村(南路志)・名野川村とも記される。村名は広域の菜ノ川郷全体を意味することもあるが、ここでは狭義の菜ノ川村について記す。

当村域が天正一八年(一五九〇)の菜川地検帳記載のどの小村にあたるかは不明であるが、「池川堺北ハ秋太鹿ノウネカキリ」などの記載のみえる「カリヤ村」にあたるかとも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む