落書・楽書(読み)らくがき

精選版 日本国語大辞典 「落書・楽書」の意味・読み・例文・類語

らく‐がき【落書・楽書】

〘名〙 (「らくしょ落書)」から) 門・壁・塀など、書くべきではないところに文字や絵のいたずら書きをすること。また、その書いたもの。
※文明本節用集(室町中)「無住方 叢林落書(らくしょ・らくガキ)也」
評判記色道大鏡(1678)一八「新たに張たる障子にも楽書(ラクガキ)する事おほかり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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