葉室村(読み)はむろむら

日本歴史地名大系 「葉室村」の解説

葉室村
はむろむら

[現在地名]太子町葉室など

太子村の南にある。郷村帳類には羽室・半室とも記される。南北朝期のものと考えられる那智山師職注文案(熊野那智大社文書)に「かわちのくにたいしはむろ」とみえる(→太子村。応永七年(一四〇九)七月二五日付引旦那注文(同文書)には「かわちのくにいしかわのこほりの内はむろのかう(中略)ちやう和二年二月二日くわんもん」「かわちのくにはむろの山田のかう(中略)文和五年三月廿七日くわんもん」「かわちのくにいし川のこほり山田のしやうの内はむろのさと(中略)ゑい和三年三月廿四日くわんもん」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android