葎原村(読み)むぐらはらむら

日本歴史地名大系 「葎原村」の解説

葎原村
むぐらはらむら

[現在地名]婦中町葎原むくがはら

和田わだ川上流の渓谷に位置し、上流南東は大瀬谷おおせだに村、西は礪波となみ郡。正保郷帳では高一五六石余、田方四町九反・畑方五町五反余。承応四年(一六五五)の村御印では草高二〇九石余、免二ツ六歩二厘で、一三一石余は蔵入、残りは四人の知行地であった(村々御印物等書上)。享保六年(一七二一)の高二〇〇石余(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の古高二〇二石・定免三ツ三歩六厘、新田高二三石・平均免一ツ七歩九厘余、ほかに小物成銀一〇五匁一分五厘(高物成品々手鏡)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android