デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葛井道依」の解説 葛井道依 ふじいの-みちより ?-? 奈良時代の官吏。天平神護(てんぴょうじんご)元年(765)藤原仲麻呂追討の功により外従五位下。勅旨省の大丞(たいじょう)となり,3年道鏡のために法王宮職(ほうおうぐうしき)が設置されたとき,大進(たいしん)をかねる。のち内匠頭(たくみのかみ),中宮亮(ちゅうぐうのすけ),越後守(えちごのかみ),春宮(とうぐうの)亮などを歴任。正五位下。延暦(えんりゃく)10年(791)連(むらじ)から宿禰(すくね)姓にあげられた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例