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葛城稚犬養網田 かずらきの わかいぬかいのあみた

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

葛城稚犬養網田 かずらきの-わかいぬかいのあみた

?-? 飛鳥時代の武人。
皇極(こうぎょく)天皇4年(645)中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(のちの天智天皇)にしたがい,飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)で佐伯子麻呂(さえきの-こまろ)とともに蘇我入鹿(そがの-いるか)を斬殺した(大化の改新のはじまり)。宮城の門の守衛にあたる一族のひとりで,その前年中臣(なかとみの)(藤原)鎌足の推挙により入鹿殺害の実行者に指名されていた。

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

葛城稚犬養網田

生年:生没年不詳
大化1(645)年の乙巳の変(大化の改新)に際して,蘇我入鹿を佐伯子麻呂と共に斬った人物。おそらくは中大兄皇子や中臣鎌足の配下にあった人で中臣鎌足が中大兄皇子に推挙し,ことに当たらせた。皇極4(645)年6月12日,飛鳥板蓋宮で行われたこのクーデタに際して,中大兄は子麻呂と網田のふたりに箱に隠し入れた剣を2本与えて,ためわらずにすみやかに入鹿を斬ることをいいつけておいた。しかし,入鹿の威をおそれて子麻呂らが躊躇したので,中大兄が声をかけ督励して入鹿の頭と肩とに斬りつけたのだという。稚犬養氏は古代の宮城の十二門のひとつを守衛した軍事にかかわる一族で,葛城はその居所を示すか。

(鬼頭清明)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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