葛西泰二郎(読み)カサイ タイジロウ

20世紀日本人名事典 「葛西泰二郎」の解説

葛西 泰二郎
カサイ タイジロウ

昭和期の機械工学者 九州大学名誉教授



生年
明治36(1903)年4月17日

没年
昭和49(1974)年2月9日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
九州帝大工学部機械工学科〔昭和2年〕卒

学位〔年〕
工学博士

主な受賞名〔年〕
西日本文化賞〔昭和41年〕,勲二等旭日中綬章〔昭和48年〕

経歴
昭和5年九大助教授、16年教授、42年定年退官、名誉教授。その間久留米工業短期大学長、九大生産科学研究所長を併任。退官後佐世保工業高等専門学校長となり、44〜48年九州工業大学学長を務めた。流体工学分野で指導的役割を果たし、41年西日本文化賞、48年勲二等旭日章を受章した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葛西泰二郎」の解説

葛西泰二郎 かさい-たいじろう

1903-1974 昭和時代の機械工学者。
明治36年4月17日生まれ。昭和16年母校九州帝大の教授となる。のち九州工業大学長。流体力学,とくにポンプに関する研究で知られた。母校のラグビー部創立者のひとりで,日本ラグビー協会会長をつとめた。昭和49年2月9日死去。70歳。福岡県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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