葦穂山(読み)あしほやま

精選版 日本国語大辞典 「葦穂山」の意味・読み・例文・類語

あしほ‐やま【葦穂山】

  1. あしおやま(足尾山)」の古名同音の繰り返しで「悪(あ)し」「止(や)まず」の序として用いる。
    1. [初出の実例]「越え通ふ道路(みち)も葦穂山と称(い)ふ」(出典常陸風土記(717‐724頃)新治)
    2. 「筑波嶺に背向(そがひ)に見ゆる安之保夜麻(アシホヤマ)悪しかる咎(とが)もさね見えなくに」(出典:万葉集(8C後)一四・三三九一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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