蒲井村(読み)かまいむら

日本歴史地名大系 「蒲井村」の解説

蒲井村
かまいむら

[現在地名]久美浜町字蒲井

大向おおむかい村の西、四神じいらヶ嶽を経て海岸沿いの険しい山道を行くと蒲井村に至る。北は日本海に面し、裏山谷間を開いた水田をもつ半農半漁の村である。西はあさひ集落を経て但馬国(現兵庫県)と接する。

中世末の丹後国御檀家帳に「くみのかまい 家六拾軒斗」とあり、田中治郎兵衛ほか三名の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android