蒲団張(読み)ふとんばり

精選版 日本国語大辞典 「蒲団張」の意味・読み・例文・類語

ふとん‐ばり【蒲団張】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふとんはり」とも ) 江戸時代、馬の背に人が乗り易いように、蒲団を何枚も重ねて敷くこと。また、その蒲団。
    1. [初出の実例]「摂津〈略〉大溝筋木綿組緒 蒲団張・葛籠等に用之」(出典:俳諧・毛吹草(1638)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android