精選版 日本国語大辞典 「蒸攻」の意味・読み・例文・類語 むし‐ぜめ【蒸攻】 〘 名詞 〙 昔の戦略の一つ。城などに立てこもった敵を攻める際、風上に火を揚げ、鬨(とき)をつくり、大軍が急に攻め寄せる勢を示して敵を疲れさせる攻撃法。[初出の実例]「敵不出ば、毎日も蒸攻にして、城中を疲労去程ならば」(出典:播州佐用軍記(1658‐61頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例