デジタル大辞泉 「蓋擎子」の意味・読み・例文・類語 かい‐けいし【▽蓋×擎子】 《「蓋」はふた、「擎子」は台の意》ふた付きの青磁の茶碗をのせる台。宮中で元日の供御くごに用いた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蓋擎子」の意味・読み・例文・類語 かい‐けいし【蓋&JISEAFA;子】 〘 名詞 〙 ( 「蓋」は「ふた」、「擎子」は「台」の意 ) 青磁の碗(わん)のふたと台。宮中で元日の供御(くご)に用いた。その際、碗だけが残され、ふたと台は持ち去られる。[初出の実例]「かはらけばかりを取りて、がいけいしをば、本の如く、盤に据ゑてかへし給へば」(出典:建武年中行事(1334‐38頃)正月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例