蓮花田村(読み)れんげたむら

日本歴史地名大系 「蓮花田村」の解説

蓮花田村
れんげたむら

[現在地名]木造町蓮花田

田圃を隔てて北に永田ながた村、東に蓮川はすかわ村、南に舛館ますたて村、西に土滝つちたき村。

天保一三年(一八四二)の小山内家由緒書(津軽新田開発者の系譜)によれば、二代目の作右衛門清光が、弘前藩家老津軽百助の申渡しもあり、寛文三年(一六六三)鶴田つるだ(現北津軽郡鶴田町)から移り、同九年までに開村し、家数二四となった。享保一二年(一七二七)広須組に属し、広須通二三ヵ村の一つで村位は下とある(平山日記)。元文元年(一七三六)検地帳によれば、田畑屋敷合せて六六町二反五畝五歩、村高四一八・二九五石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android