日本歴史地名大系 「蓮輪館跡」の解説 蓮輪館跡はすわやかたあと 長崎県:佐世保市宮ノ村蓮輪館跡[現在地名]佐世保市萩坂町宮村(みやのむら)川と堀戸(ほりと)川に挟まれた台地上にある中世の館跡。同所を城(じよう)と称する。永享年間(一四二九―四一)宮村通定の祖という宇都宮通景が当地の地頭職を得て来住し、居館を構えたという。戦国期、通定が小峰(こみね)城を築くまで拠点としていたとされ、堀切の跡が残る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by