事典 日本の大学ブランド商品 「蓮香オードパルファム」の解説
蓮香オードパルファム
東京大学(東京都文京区)の大学ブランド。
大賀蓮の香り成分を配合したオリジナルの香水。1951(昭和26)年、東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)で、3粒の古代蓮の実が発掘された。同年5月、東京大学出身の植物学者・大賀一郎博士がこれらの実を発芽させる事に成功。1952(昭和27)年7月、淡紅色の美しい花を咲かせ、この蓮は「大賀蓮」と名づけられた。その大賀蓮の香りの分析を東京大学と株式会社資生堂(東京都中央区)が共同でおこない、香りのキーとなる成分を見出すことに成功。大賀蓮の爽やかでみずみずしい香りを中心にミュゲ・ローズ・リンデンなどを配合。2007(平成19)年4月より販売開始。価格は、30ml入り2100円(税込)。東京大学コミュニケーションセンター取り扱い。なお、「蓮香」は、2007(平成19)年7月に商標登録済(第5060634号)。権利者は、国立大学法人東京大学。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報