蔡沈(読み)さいちん

精選版 日本国語大辞典 「蔡沈」の意味・読み・例文・類語

さい‐ちん【蔡沈】

  1. 中国、宋代の学者。字(あざな)は仲黙。蔡元定末子で、若いころから朱熹に学んだ。父が偽学の禁に連座して道州に流されるのに従い、その没後著書を整理して学を伝えた。晩年、九峰に隠居して九峰先生と呼ばれた。著に「書経集伝」などがある。(一一六七‐一二三〇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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