蔵ヶ原村(読み)くらがはらむら

日本歴史地名大系 「蔵ヶ原村」の解説

蔵ヶ原村
くらがはらむら

[現在地名]福光町蔵原くらはら

湯谷ゆたに村東方にある。村名は寛永一一年(一六三四)の礪波郡拾弐組村名附帳(礪波町村資料)、明暦二年(一六五六)の村御印留などでは倉ヶ原村と記され、延宝二年(一六七四)から再び蔵ヶ原村となった(「礪波郡村村之内文字并村名唱替申分相しらべ書上帳」川合家文書)。元和五年(一六一九)の家高新帳によればくら原村藤兵衛組に属し、役家数八。正保郷帳では高二二五石余、田方六町余・畑方九町余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高二八八石、免六ツ一歩、小物成は山役一三一匁・漆役二匁・蝋役二匁(三箇国高物成帳)。寛政四年(一七九二)の三清元組覚帳(川合家文書)では家数三三(うち頭振一)・人数一七三、馬一七、肝煎五兵衛・組合頭六兵衛とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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