蔵前入用金(読み)くらまえにゅうようきん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蔵前入用金」の意味・わかりやすい解説

蔵前入用金
くらまえにゅうようきん

御蔵前入用ともいう。伝馬宿入用および六尺給米とともに天領郷村にかけられた高掛物という付加税一つで,浅草御蔵維持費。高 100石につき関西では銀 15匁,関東では永 250文であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android