蔵前入用金(読み)くらまえにゅうようきん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蔵前入用金」の意味・わかりやすい解説

蔵前入用金
くらまえにゅうようきん

御蔵前入用ともいう。伝馬宿入用および六尺給米とともに天領郷村にかけられた高掛物という付加税一つで,浅草御蔵維持費。高 100石につき関西では銀 15匁,関東では永 250文であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android